仕事で使えるノウハウを書いていくブログ -bizno-

ビジネスの現場に役立つノウハウが足りていないと感じた出来事

2日に1記事のペースで更新してきましたが、今回は土曜日の更新となりました。

せっかくなので、このブログを始めたきっかけについて少し書いてみようかと思います。

 

仕事をしすぎて挫折した

私は3度転職をしていますが、1つ目の職場ではイケイケでガツガツ仕事をし、2つ目の職場では過労で病院行き→ドクターストップを経験しています。

過労となった原因を分析すると様々なことがありますが、主に「マネジメント力」と「仕事の進め方」の2つが足りていなかったと振り返ります。

そして、そのことも含め、仕事の進め方・基礎を教えてくれる人もいなかったことに気が付きました

 

足りないことを教えてくれる人がいなかった

実際社会の中で「あなたにはこれが足りないからこうした方がいい」と教えてくれる人はレアな存在です。違う言い方をすれば、他人を育てる余裕がある人が少ないのです。

他人を育てるためには、自分の経験を理解し、噛み砕いて説明する必要があります。
そのために言葉を整理したり、どうすれば伝わるかを考えたりできる人は、1社に一人もいないことが多いのです。

それどころか、未来のライバルを潰すための仕事をしている人が圧倒的に多いです。

 

自分で学ぶための余裕もない

そもそもを考えれば、自己実現をしたい!成長したい!と考えるならば自分で知識を得に行くのが普通の発想なはずです。
学習することで次の仕事につながったり、今進めている仕事のスピードや質が上がったりするため、その恩恵を得るために自分から学びに行く必要があるのです。

しかし、新卒であっても学習にあてる時間はなかなか確保できず、また学習しようにも学ぶ教材が多すぎる情報過多のため、どこから手を付ければいいかがわからなくなってしまいがちです
そして、忙しくなればなるほど残業し、翌日に疲れが残ってしまうために効率が悪化する、という負のループに陥る人が多いです。

 

勉強するにも本を読む時間がない。そもそもどの本を読めば良いのか、何種類読めば良いのかわからないから手のつけようがない。

新人育成や学生の教育を行っていますが、その中で聞く苦しさ/辛さは私が経験してきたものと似たものが圧倒的に多いです。
そして、意外なほどに“知っているかどうか”だけで乗り越えるきっかけになることが多いのも事実です。

過去に私も感じた苦しさ/辛さを、私の経験や学んだことで回避できる人がいるのではないか。そんな人に、少しでも力になれればなと筆を執っております。